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【2026年版】J-Quants の料金プランの選び方|分足・ティックは Free に付けられません

  • 2026年9月21日
  • 2026年9月21日
  • データ

J-Quants のプランは、価格だけ見ても選べません。「何を取りたいか」で入口が決まり、しかもアドオンには付けられる条件があります。

  • 分足・ティックのアドオンは Free プランには付けられません
  • 分足・ティックを触る最小構成は Light 1,650円+アドオン 5,500円=月7,150円
  • ティックの期間はベースプランに関係なく過去2年で固定です
  • CSV のファイルダウンロードは Light 以上(取引カレンダーだけ Free でも可)
  • Premium の期間上限が V2 で「無制限」から「20年」になりました

まず、いちばん引っかかるところ

「分足・ティックのアドオンが月5,500円」という数字だけが一人歩きしていますが、アドオンはベースプランの上に足すものです。そしてFree プランにはアドオンを付けられません。

分足・ティックを触るための最小構成は、Light(1,650円)+ アドオン(5,500円)= 月7,150円です。「無料で分足が取れる」と思って始めると、最初の段階で止まります。

ベースプランの比較

プラン月額(税込)取得できる期間上限
(req/分)
CSV
ダウンロード
アドオン
追加
Free0円直近12週間を除く2年5不可不可
Light1,650円5年60
Standard3,300円10年120
Premium16,500円20年(最長)500

Free の「直近12週間を除く」が効きます。当日どころか約3か月前までのデータしか返らないので、使い方を覚えるには十分でも、日々の検証を回すには足りません。

プランで分かれる主なデータ

データFreeLightStandardPremium
株価四本値(日通し)
バリュエーション指標
財務情報(サマリー)
取引カレンダー
投資部門別情報
TOPIX四本値
指数四本値
信用取引週末残高
業種別空売り比率/空売り残高報告
日経225オプション四本値
大株主・政策保有・大量保有(EDINET)
財務諸表(BS/PL/CF)
配当金情報
売買内訳データ
前場四本値
先物・オプション四本値

アドオン

アドオン月額(税込)期間中身
株価 分足・ティック5,500円2年(ベースプランに関係なく固定)分足API・ティックCSV。60/分の専用枠
TDnet/適時開示情報11,000円5年適時開示のインデックスとファイル。100/分の専用枠

どちらも Light 以上に追加できます(Free には付きません)。アドオン用の API には、ベースプランとは独立した専用枠のレートリミットが適用されます。

ティックの期間は、ベースプランが Premium でも2年です。「Premium にすれば20年分のティックが取れる」ということはありません。長期の検証は日足で、細かい検証は直近2年で——という分担になります。

用途から選ぶ

やりたいこと必要なプラン理由
日足でテクニカルの売買ルールを試したいLight(1,650円)Free は12週間遅れで CSV も落とせない。試すだけなら Free、続けるなら Light
分足・ティックで検証したいLight + アドオン(7,150円)これが分足・ティックを触れる最小の構成
信用残・空売りも見たいStandard(3,300円)信用取引週末残高・業種別空売り比率・空売り残高報告・指数四本値が入る
財務諸表やファクターを使いたいPremium(16,500円)BS/PL/CF・配当金・売買内訳・前場四本値は Premium だけ
20年の長期で検証したいPremium(16,500円)ただしV2 で上限が20年になった。それより前は取れない

契約する前に確かめておくこと

  1. 本当に分足・ティックが要るのか。日足で足りる検証なら Light だけで済み、月5,500円が浮きます
  2. 20年より前まで遡るつもりがあるか。V2 で Premium の上限が20年になったので、それ以前は取れません
  3. 支払い方法。有償プランはクレジットカードのみです
  4. 解約の扱い。いつでも解約できますが、請求期間の終了時に解約となり、日割りの返金はありません

契約したら最初に叩くもの

プランやアドオンがちゃんと効いているかは、1銘柄1日で確かめられます。403 が返るなら、契約が足りていないか、Free にアドオンを付けようとしています。

check_plan.py
import requests

API_KEY = "..."

# いまの契約で分足が取れるかを、1銘柄1日だけで確かめる
r = requests.get(
    "https://api.jquants.com/v2/equities/bars/minute",
    params={"code": "8697", "date": "2026-09-18"},
    headers={"x-api-key": API_KEY},
)
print(r.status_code)
# 200 → アドオンが効いている
# 403 → 契約に含まれていない(アドオン未契約、またはベースが Free)

大量に取るときは API を叩かない

公式も明言していますが、多数銘柄・長期間のデータは API の連続取得ではなくCSV のファイルダウンロードを使うことが推奨されています。数千銘柄規模の日足を毎営業日取るような用途でも同じです。

  • ファイルダウンロードは Light プラン以上(取引カレンダーのみ Free でも可)
  • ファイルは gzip 形式。ティックは解凍すると数GBになることがあります
  • CSV でも調整済み株価は提供されません。分割・併合の調整は自分で計算します
  • ティックの CSV は全銘柄一括で、銘柄別の分割や指定銘柄だけのダウンロードには対応していません

最後の1点が、日本株でティックを扱うときにいちばん効いてきます。1銘柄を見たいだけでも、全銘柄のファイルを落として自分で分けることになるからです。この話は別の記事で、実際に落として測った数字と一緒に書きます。


まとめ

  • 分足・ティックを触りたいなら、月7,150円(Light+アドオン)が入口
  • Free は12週間遅れ・CSV不可・アドオン不可。練習用と割り切る
  • ティックは2年固定。長期は日足でやる
  • 財務諸表・配当・売買内訳が要るなら Premium まで上がる
  • 大量取得は API ではなく CSV

この記事の出どころ

  • 情報源:J-Quants 公式サイトの料金プラン・料金比較表、および公式ドキュメント(株価分足/株価ティック/ファイルダウンロード/レートリミットについて)とFAQ
  • 参照日:2026年9月20日
  • この記事の性格:公式に公開されている情報の整理です。実際に契約して測った数字は含みません
  • 注意:料金とプランの内容は変更されることがあります。契約前に必ず公式でご確認ください